腐敗と醗酵と食の好み

http://d.hatena.ne.jp/BUNTEN/20080721#p2
マグロの赤身が好まれ、トロは好まれなかった頃があり、日本人の脂に対する嗜好の変遷、が伺われる。服の色が、赤を好むか青を好むか、という、純粋に形而上な(ちがうけど)好みの違いと異なり、全般的な食生活の変化が背景だろう。
数の子が、非常に好まれ、黄色いダイヤと呼ばれた時代があり、今はそこまで需要はないっぽい。もちろん、以前は猫マタギといわれるくらい、人気が無かった時代もあるようだ。イクラが、北米では廃棄されていたり、欧州でキャビアが珍重されたり、というのも


単糖類(砂糖)→炭水化物→たんぱく質→脂肪→核酸
(どこかにアミノ酸
という、嗜好の高度化wなのだろうか。


あと、単位が小さい、小骨が多い、においが独特、内臓、などなどのネガティブ要因との兼ね合いもあるのかしら。