"「マトリックス」や「攻殻機動隊」「ブレードランナー」のアイデアである「脳だけの存在になった人間とコンピュータを結んでバーチャルな体験を実人生だと思わせているというストーリー」"の源流は

http://d.hatena.ne.jp/mmpolo/20080427/1209249296

 イギリスの物理学者で科学史家、ジョン・デズモンド・バナールは、未来の人間の理想像とは「脳人間」に尽きると言ったのである。

(中略)

 ということで、バナールの思い描く未来の人間の姿は、金属製の硬い缶に入った脳と、それに付随する、言葉の通信回路、赤外線・紫外線・X線までがみえる目、超音波まで検知する耳等々、そして移動装置の結合体である。

http://d.hatena.ne.jp/mmpolo/20080427/1209249296

バナール「宇宙・肉体・悪魔」 1929年発行

 片山杜秀「近代日本の右翼思想」(講談社選書メチエ)から


スタニスワフ・レム
「泰平ヨンの航星日記−地球の巻」
1957年 原作


あたりらしい。




ジェイムスン教授

脳を治療し、ゾル人の機械の身体に移植して再生させることができた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BBR%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA

アメージング・ストーリーズ 1931年7月号に掲載




サイバネティックス(英cybernetics)とは、通信工学と制御工学を融合し、生理学、機械工学、システム工学を統一的に扱うことを意図して作られた学問

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%8D%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9

サイバネティックス 第2版』 Cybernetics, Second edition 1961



なんかを思い出した。



1984年、のようなディストピア小説と、脳科学情報工学の合体、というところかな。