自己責任と過失相殺

http://d.hatena.ne.jp/REV/20070926/p6


自動車で、信号待ちで停車している車両に追突した場合、衝突側が10、された側が0、というのが通例になっている。
自己責任論者からいえば、
「停止していれば、追突されるのは当たり前。追突されるのが嫌なら、信号で止まらないか、後ろの自動車を見て避けるか、最初から運転しなければいい」
という話になるかもしれない。
もちろん、彼が追突されたら、
「追突した方に責任があるのは当たり前。賠償請求が嫌なら、運転しなければいい」
と言うだろう。


現実は、状況によって過失が算定され、右折と直進だと7:3とか、横断者と自動車だと車両の過失が大きく認定され、踏み切りだと歩行者/車両側の過失が大きく認定されるとかなっている。らしい。


結局、責任と言うのは、社会の合意で設定されるものだなあと思っている。