エアコンを28度に。インド人は右に。

図書館の話というのは、


今年の夏、猛暑の日、館内が蒸し暑い
館内のエアコンがあまりきいていないようだ
周囲の人はみな、汗だくになりながら本を読んでいる
そもそも暑いのは、クールビズで28度設定に、というルールからっぽい
冷房をもう少しきかせてくれとお願いしても、いろいろ理由を聞かされて叶わない
といった出来事です。

http://d.hatena.ne.jp/naoya/20051016/1129434561

家でエアコンを28度に設定した場合だと、まあいつもよりは冷えてないけど、本を読むだけで汗を吹いたりはしないわけで、明らかにこの図書館のエアコンはききが悪かった様子でした。ですが、ルールは「エアコンを28度設定に」であって「室温を28度に」ではなかったので、みんなが暑い暑いと思いながら本を読んでいても、エアコンの温度が下げられることはなかった、という結末でした。


 エアコンの設定温度と、室温との乖離を理解できない人間と話すと、0.3秒で絶望する。
 もっとも、意図(目標)と実装とその結果との乖離は、みな理解しているのに、使い道に応じて知らないふりをしているので、0.2秒で絶望する。
 特に、健康・美容系統の製品は、健康・美容を達成するという目的で製造販売されるが、それを達成する要件は実装されていないことが多い。それを指摘すると、「だって健康・美容って書いてあるよ?」