俺的俗流進化論

「統合失調患者はいかなる時代のいかなる地域にも変わらぬ割合で一定数存在する。もしやこの病気の発症は、自然淘汰による人類の単質化に対する反作用を及ぼすために、遺伝子が要請するものなのではないか」という極めてロマンチックな説を聞いたことがある。ブックマークでも似たようなことが言及されていたけど、コミュニケーション障害こそが遺伝子の要請によるものなのかもしれない。まあ、これもロマンチックなたわごとか。

http://anond.hatelabo.jp/20071221064218
  • 鎌形赤血球
  • ある種の遺伝病
    • 成人発症のため、淘汰の対象とならなかった
      • 子供を産んだ後は、純生物学的にはどうでもいい存在。
  • エネルギー節約遺伝子
    • エネルギーをどんどん蓄え、脂肪に変える遺伝子は、食料が少ない時代には有利だが、飽食の時代には不利


 「統合失調遺伝子」が存在し、進化論的意義を持って遺伝子が存続してきた、というより、システム形成の異状じゃないかと思う。ただ、チェックにリソースを注力するより、出生後の淘汰に任せたほうが合理的、というのが現在のレベルではないかと。