Blogを書くと文章が荒れる問題

http://d.hatena.ne.jp/fuzzy2/20071018/p1
Blogに文章を掲載する場合と、論文のような出版を比較してみます。
Blogは、配布メディアとしてのみならず、コミュニケーションメディアとして機能するため、Blogに文章を掲載する場合、管理人と主要読者との「文脈の共有」が期待できます。前提を省いた論理展開、ジャーゴンの使用、構築の甘いトピックの羅列、そういうものが許容されます。ただ、それは、論文のような、よく構築された文章とは離れることになります。
 じゃあ、きっちり書けばいいのか、というと、必ずしもそうではありません。きっちりした文章は、書く場合でも、そして、読む場合でもコストがかかります。高コストな文章は、書きにくく、読みにくく、結果として文章の機能性が下がります。たとえ、読まれなくても、長く、よく構築された文章を書き、文章力を鍛えるか、逆に、文章を削り、SBMのコメント欄の100字、Twitterの140字でメッセージを伝えるか、そこはお好みでというところですが。