Webの議論が本質から外れる理由

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/inumash/20071004/p1
「本質の定義」にもよるなぁ。


リンク問題、は、多分程度問題で、「マナー」という点で、SPAMは禁止、検索はOK、という辺り、法制度上、名誉毀損業務妨害やプライバシー*1関係はNG、(そうでなければ憲法の範囲内で自由)、というあたりに、粛々と落としどころを見つけるべき問題かと思う。例えば、年に2会、はてな総会を開いて、マナーを条文化する。罰則なし。法律があって、プロバイダの規約があって、「推奨」という形で、リンクポリシーを掲示する。リンクフリー派はリンクフリー派で、無断リンク禁止派は禁止派で、文章を作成し、賛同者をあつめて、総会でリンクポリシー制定に関与する。こんな感じで、粛々とやれば、主題から外れないかな、と思う。
 実際は、リンクのメリット、デメリットを考えて、最適値に着地させるという作業じゃなくて、俺に反対するお前キモイ、みんな同じように反対するなんてファッショだ、いじめだ、かわいがりだ、村社会だ、と、発言ではなくて、発言者とか、発言者が属するコミュニティーへと対象がかわるからではないだろうかと思う。

*1:公開情報にあるのか不明