マシン語を知らずに、僕らは産まれた

http://dole.moe-nifty.com/etc/2007/09/post_df6e.html
 元エントリーの題名は、「戦争を知らない子供たち」という歌に引っ掛けてある。その歌は、「俺様は戦争(太平洋戦争)を知っているぞ。お前ら若者は、戦争を知らずに、何を言っているんだ」という、上から若者を見下した歌ではない。戦後生まれで70年代安保にコミットする「僕達」若者が、「大人」達に、「戦争を知らないくせに何をいっているんだ」と「見下されている」状況を描いた歌だと思う。それを、マシン語が必須であった(?)上の世代が、マシン語が不要である状況で育った元エントリーの筆者らの世代に、マシン語も知らないくせに、と見下ろす状況に重ねている。と思う。
 元エントリーの筆者は、マシン語を知らない若者を、上から目線で見下しているのではなく、見下ろされている状況で、連帯とか啓蒙とかラヴアンドピースとかティーチインとか、なんかそういうものを目指しているらしいと思われるのだけど、それはまたそれ。