一次被害、二次被害、三次被害と四次被害

 は、レイヤーを分けた方がいいかも、と、いつも思う。
 たとえ話は卑怯だけど、俺は卑怯なのでたとえ話。
 消防活動、を考える。消防車がサイレンを鳴らすと煩い。交通事故になるかもしれない。隣の家が水浸しになるかもしれない。そういうとき、じゃあ、消防活動は止めよう、とは、普通ならない。
 他人を褒めると、褒められなかった人が傷つくかもしれない、という場合は、じゃあ、褒めるのをやめよう、じゃなくて、褒められなかった人へのフォローを求めたほうがいいかも。
 で、なにか命令する度に、頻度の少ない二次被害を探してくる人間がいて、その訓練のされぶりに敬服。アクションを起こせ、というと、それが不要な理由をいくつも探してくる。いや、俺、アウトプット持って来い、と言っているんじゃないんだけど。