奈良の真ん中で、留保の無い生の肯定を叫ぶ

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共有地のジレンマ、なのだろう。
ムラが小さいうちは、小麦を挽く人、薪を集める人、小麦粉を捏ねて寝かせる人、焼く人、みんなで分業して、なんかやっていた。
小麦が足りないと、パンも少ない。
もうちょっと、ムラが大きくなると、小麦を倉庫に溜めて、小麦が不足しても、働くことができなくても、パンを配る余力が出た。今日、働いていても、明日は風邪をひくかもしれない。今、床に臥せていても、明後日は働くことができるかも。
で、時代が下って、どうなったか。
パンの棚の前で、デカルトを叫んでもじもじする人、俺にはパンを食う権利があると連呼する人。夜中に押しかけて、腹が減ったからパンよこせ。と騒ぐ人、パンを受け取って、そのまま消える人。みんなで、パンを作っていたころは、そんなことは少なかったのに。