多数回ゲームとコミュ資本

 相手を承認して、はじめて相手からの承認を得られる、というのは格好いい言葉だけど、信頼というのは、多数回ゲームの結果だと思う。
 超高級ホテルの従業員が例に取られていたけど、ホテルという背景、実存を掛けたわけでもない仕事という状況と、一般個人という状況を比べるのは、ちょっとアレとは思った。超高級ホテルの従業員であれば、華麗な建物、行き届いた教育、そういうものを背景として、お客を承認し、その結果として、お客からの承認を得ることができるとは思うけど、じゃあ、ビジネスホテルや旅館の従業員に、同じメンタリティーを求めても、幸せになれるのかな。