人間力資本

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20070320084019


 資金がショート気味な「僕」に、「彼」は資本参加を申し入れた。
 「彼」の資本で「僕」の信用は上がり、取引先も増えた。「彼」の資本投入に応えるため、「僕」は、「僕」の株を渡した。それは、「僕」が保有する株の、つまり発行した株の半数近いものだった。「彼」は「僕」の経営陣だった。


 そして、あるとき気づいた。「彼」は、「僕」の経営陣だけど、「僕」が持っている彼の株は、大株主には程遠いものでしかないのだ。「彼」は「僕」の経営に参加していたけれど、「彼」の経営に、「僕」は参加できないのだ。



 …たまに、人間力投資銀行家っているよね。