アメリカとイギリスを見習って

院長である50歳代の医師が、80歳を超える老婦人の患者に向かって口早にこう言い放ちました。


 「別にいいですよ、手術しないならしないで。しなかったら目が見えなくなるだけですから」


 聞こうとしたわけではなく、診察室での会話が待合室までまる聞こえなのです。その時点で、この医院の体制に問題があることがわかります。恫喝(どうかつ)のごときこの発言を耳にして、私はイスからこけそうになりました

http://www.ohmynews.co.jp/news/20070415/10172

 んー、ちょっとした手術でも、ウオールナット突板の部屋で、ソファーに腰を掛けて説明を聞く時代が来るかも。アメリカのように。良い保険に入っていれば。
 医師の提案した手術に同意しない患者に罵声を浴びせる医師も減るかも。希望した患者だけキューに乗る。イギリスのように、3ヶ月待ちで。


 コストとクオリティーとアクセスの3つは併立しない、問題に対して、メディアが取る行動は、このように叩くことなのだろう。奈良のように。no doctor, no error!