エリートの話

私はいわゆる教育機会の少ない田舎の公立高校出なんだけど、塾に行かなきゃいい大学行けないなんて思っている奴はいなかったし、東大いった奴って大抵塾なんか行ってなかったよ。

 有産階級の子弟であれば、資産を受け継ぐことでその地位を得ることができる。
 無産階級の子弟が、そのまま無産階級にとどまることを問題視しないのであれば、別に問題は無い。
 世界的に、無産階級の子弟が、成功を収めるための経路として、ロックスターとギャングスターとフットボーラー、があるけど、成功率は高くはなさそう。
 小さな資本を回転させて大きくするのも、以下同様。


 で、無産階級の子弟が成功するための経路として、有名大学から大企業のホワイトカラー、官僚になる、というのが昔から各国で考えられていて、そういう意味でのエリートがひとつ。また、逆の視点で、社会を運営するためには(高級)官僚、(高級)技術職、が必要で、彼らを養成する場としての有名大学、という意味でひとつ。


 高級官僚、高級技術職、ホワイトカラー、といったところで、政治家、顧客、資本家からみれば下じゃん、ロックスター、ギャングスター、フットボーラーの方が目立つし儲かるしKOOLだぜ、といえば、そういうものだけど。