私信へのおへんじ

http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20070220/p2

どうも、防衛機制というものを把握の手がかりとして導入しようとするとき、「相手の気に入らないところは全部防衛機制として捉えられるんじゃないか」とか、「何を言っても防衛防衛じゃ話になりませんネ」とかいった反論を見受けることがあります。いや、それらはあながち間違った指摘ではないとは思うんです。しかし、これに対して分析者側はどのような対策を講じることが可能なのか?どのような機構でもって問題を克服するのか?について一緒にお勉強したいところです。かしこ。

 えーと、基本的な立場として、私は、「精神分析や精神医学、心理学」を「否定する立場ではありません」。
 ただ、計測が割合と客観的な、質量とか時間とか血圧とか、と異なり、観察者にスキルが要求される、また、そのスキルが誰か人間によって保証されることが要求されるのが精神医学的な評価だと思うのです。
 (さらにいうと、心理学や社会学を科学から除外する派でもありません。記述の集積は科学と呼ぶに値すると思います。思うだけだけど。)


 で、どうも素人の俗流心理学には抵抗を感じる今日この頃。