毎日新聞 所得格差の図がひろみちゅの言う捏造グラフになっているかどうかは聞いてみたいような気がするけど自分の中で答えは出ているからいい件

http://anond.hatelabo.jp/20070204221330
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070204k0000m010116000c.html


・所得は、きっと比尺度*1で、比率に意味がある。
ジニ係数は係数なんで、比率の意味は不明。記事では

国内の個人所得のジニ係数が99〜04年で0.007ポイント上昇というデータがあることが「格差論争」の根拠の一つとされており、市区町村別が2年間で0.009ポイント上昇したことは大きな数字だという。

と、ポイントポイントと連呼していて、係数であることを印象付けようとしている。それに成功しているかどうかは不明。


で、所得格差が開いた論拠も

平均所得の最高値と最低値の差は3.40倍から4.49倍に拡大、小泉純一郎前政権の間に地域間格差が開いたことを示した。

ジニ係数が倍増!とは言っていない。


ジニ係数は、棒グラフでなくて折れ線グラフなので、誤謬を誘う構造かどうかは不明。ただ、ジニ係数の増減が急なものか、緩やかなものかは、例えば他国のデータを表示するといいのかも。

各国のジニ係数の比較

http://www.stat.go.jp/data/zensho/topics/1999-1.htm
 さあさあ、「ひろみちゅの言う捏造グラフ」かもよ。ひろみちゅ大先生を連れてきて叩くとストレス解消になるかも。
 ぼくは遠慮しておく。