努力が足りないのか

http://anond.hatelabo.jp/20070202113601

全部いちいち細かい事まで「チェックリスト」を作ってみたりもするが、それでもまだ足りないということなのか。

やっぱりもっともっと頑張らないといけない、っていうことなのだろうか・・・

「いちいち」「もっともっと」
規範的な表現がおおいですね。



たとえば、プリンを作るとしよう。

  • 材料
    • 砂糖
    • 牛乳
  • 器材
    • オーブン
  • 手順
    • カラメルを作る
    • カスタード液を作る
    • オーブンでチン


もし、これで上手くいかなかったら、


カラメル

  • 材料
    • 砂糖 白砂糖 50g
    • 水1  10ml
    • 水2  20ml
  • 器材
    • ミルクパン
  • 手順
    • 鍋に砂糖と水を入れて熱する
    • 焦げ目が付いたら、追加の水を入れる


もし、これでも上手くいかなかったら、


カラメル

  • 材料
    • 砂糖 白砂糖 50g
    • 水1  10ml
    • 水2  20ml
  • 器材
  • 手順
    • 鍋に砂糖と水を入れて、レンジの目盛りを弱にして、3分熱する
    • 焦げ目が付いたことを確認し、追加の水を入れる
      • もし、その段階で焦げ目が付いていなかったら、時間を延長し、その時間を記録する
  • プリン
    • 器材
    • ミルクパン
    • オーブン
      • 鍋つかみ
    • プリン型
      • バター
    • ふきん(もしくはペーパータオル)


 と、どんどんリストを増やすことができる。もし、出来上がったプリンにダマが入っていたなら、ステンレスメッシュで濾過してもいい。すが入るなら、温度を下げるとか。



 プリン脳の有無はともかく、手順を標準化すれば、出来上がりを標準化できる筈。使い慣れたオーブンが無ければ、蒸し器を使用、温度(火力)をメモしておいて、時間をずらして何個か作り、その記録をとっておけば、次回は一発で美味しいプリンが作れるだろう。


 つまり、あなたの努力の過不足はともかく、世の中にはミスを減らすメソッドが山ほどあり*1、それを実行するかどうかはあなたのお好み。それ以上でもそれ以下でもない。


 学校の勉強は、おいしいプリンの作り方、を教えてくれるので、丸暗記すればいいけれど、同じ器材が無い場合にどうすればいいか、みたいなことは教えてくれないかも。オーブンがなければ蒸し器で、蒸し器が無ければ鍋と蓋と上げ底の蓋でプリンが作れるよ。オーブン付属の料理書なら、マジックナンバーで温度も時間も書いてあるけど、鍋には書いていないね。プリン脳なら、勘でなんとかなるけど、そうでなければ温度と時間をメモするといいよ。


 良さそうなレシピができたら、お友達に見せてあげよう。アドバイスを貰えるかも。失敗談を聞いたら、メモを追加。そして、卵が売り切れていたら、ブラマンジェ*2に切り替えてもいいかも。



追記:

  • あればバニラビーンズ。
  • プリン型の直径と、入れるカスタード液の量を記載。

*1:仕事の前に計画を立てる、仕事が終わったらログを取る

*2:http://www8.ocn.ne.jp/~moonston/brain.htm