プロとアマ

http://anond.hatelabo.jp/20070113140329

日々の研鑽は、別にプロ/アマチュアに関係ない気がする。研鑽について言えば、プロとアマの差は「研鑽の結果、誰を満足させなければならないのか?」に尽きると思う。


プロは自分に対する他者からの要求に応えるため、また要求される状態を維持するために研鑽を必要とする。


マチュアの場合、研鑽は基本的に自意識を満たすことが主要な目的である。仕事ではないので、必ずしも誰かを満足させる必要はない。

 プロとアマの定義によるかなぁ、という感じ。

 で、能力には、Skillとか、Carrier、flavorやstyleなどがあって、メタスキルとしてself management能力があるかな。こういうのが加算されて、評価されるわけ。テレビ見たいから納期を延ばす、眠いから品質下げる、というのはself management能力に欠ける為、狭い意味で「プロ」っぽくない、と呼ばれたりする。一旦、プロになると、CarrierがCarrierを呼び、どんどんCarrierが溜まるので、非プロと差がついていく。
 ただ、芸術の分野のように、flavorやstyleが珍重される分野があり、蓄積や加算ができないflavorやstyleは、育成したり修行したりするより、持っている人間を引っ張ってきた方が手っ取り早いので、そういう分野ではアマチュアが大事にされる。もちろん、self management能力がある芸術家(デザイナーや音楽家)は、求められた仕事以外でも、別の分野に手を出したり、異業種と交流したりして、新しいflavorやstyleを身に着けようとする、こともありそうだ。