真の「幸福」

http://d.hatena.ne.jp/michiaki/20061126/1164517162

幸福とは、「現在の自分が幸福であると知っている状態」のことです。それは、外部から規定されるものではありません。なぜなら、「あの人は幸福であるはずなのに、自分ではそれを知らなかった」ということは、有り得ないからです。


これは、再帰的定義なので、どんどん代入していくと
http://d.hatena.ne.jp/trivial/20061127/1164579322

幸福
現在の自分が「現在の自分が「現在の自分が幸福であると知っている状態」であると知っている状態」であると知っている状態

以下同様に続けていくと無限の入れ子が出現する。これは明らかに不合理だと思われる。

無限に(たぶん、脳のヒープだかスタックが尽きるまで)退行する、という。


真の「幸福」をどう定義するのかはともかく、欲求と、充足を定義すると当面の役にはたつと思う。自己実現、のあたりだとコフートとかアドラーとか、そのへんかも*1


マスローの要求5段階説
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001205.html

第一段階 生理的欲求

第2段階 安全を求める欲求

第3段階 所属と愛の欲求

第4段階 自尊の欲求

第5段階 自己実現の欲求

人間は5つのレベルの欲求を持ち、前の段階の欲求が満たされると、次の高次の欲求を求めるという、よく知られた説。自己実現にはその前のすべての段階の充足を必要する。

*わりと古い概念なので、新しい説が沢山でているようです。

*1:良く知らないので引用できません