いろいろ大変ね。

http://d.hatena.ne.jp/macska/
こちらで論争???中。何が論点だか分からない。


 ただ、macska氏が、悪意のラベル貼りから逃げ回る様は涙を誘う。
 穏健的な意見の持ち主の、片言隻語を捉えて、なんとか過激派のラベルを貼ろうとする様子もなんというか。



この文章をみて感動したので、macska氏のほうを支持したい。

 キリスト教原理主義を背景とした妊娠中絶反対派が多い米国ですら、ES細胞研究は大多数の支持を受けている。それは、誰でも身近に一人や二人はES細胞研究によって救われるかもしれない友人や家族を持っているからだ。もちろんそうした先端医療がネオ優生思想に転じないような監視はずっと続けて行くべきだけれども、だからといってES細胞研究そのものに反対することはないのではないかと思う。(まぁ「優生思想を問うネットワーク」もひびのさんもはっきり反対と言っているわけじゃないけれど。)

 戦略的に言っても、日本のようにキリスト教的倫理が広く共有されていない社会で、障害者団体や女性団体だけがいくら反対しても押し切られるのが目に見えている。ここは漠然と反対論を主張するよりも、どのような条件においてならES細胞研究が認められるのか、どういう場合は認められないのかという方向に議論を広げた方が有効なんじゃないかと思う。--http://d.hatena.ne.jp/macska/20060824/p1

 現実主義と、理想主義の折り合い。