さすらいのチャリンカー

 三重県でネット通販の倒産騒ぎがあった模様。
 ネット伝聞によると、チャリンカーであったらしい。
 前金で振り込ませ、そのお金を何かに使う。
 安値で仕入れられる筈が無いので、別の通販か何かで購入。もちろん、逆ザヤが発生する。
 その通販の振込みをする為に、またネット通販とかオクに異常な安値をつけて、振込みを募る。
 この繰り返し。
 自己破産一直線のビジネスモデルです。
 このチャリンカーの恐ろしいところは、自己破産直前まで、顧客は儲かるというところにあります。
 現金を必死で欲しがるため、超絶安値を提示している人をみつけ、販路を持つ人であれば、チャリンカーから購入し、別口で捌くと利ざやすら発生します。
 チャリンカーにお金をつぎ込んで複数注文を行い、回収できず裁判裁判と騒ぐのもオクの華ですね。


 類似品としては、逆ザヤ覚悟で商売をやって信用をあげ、最後に一気に振り込ませて逃げる、というアレ。
 これは避けようがありません。危ないものには手を出さない、というのもビジネスモデルですが、善意の第三者を装って、なにかあったらゴネるというのもビジネスモデルのようです。


 チャリンカー こけないうちは ビジネスモデル
 字余り過ぎ…

県庁内の店だから信用したのに…家電店破たんで苦情


 三重県庁内に出店している家電製品販売会社が、インターネット通販の代金前払いで液晶テレビなど少なくとも200件、計約3000万円の注文を受けながら、商品を発送しないまま経営破たんしていたことが14日、分かった。県には「会社に電話が通じない」「県庁内の店だから信用したのに」との苦情電話が150件以上寄せられ、職員が対応に追われている。--http://www.zakzak.co.jp/top/2006_06/t2006061422.html