「学園異能という言葉は人によって捉え方が違うので、発言意図にも個人差があります」
卑劣卑怯姑息な敵
とにかく、敵の愚かにして卑劣卑怯姑息なること、なんでこんな連中が世界的に強大な権力を有する悪の秘密結社なのであろうかと思わせる情けなさであった(笑) 主人公に敵愾心を燃やすライバルも、精神年齢的には小学生以下であるし、最後の最後に出てくる首領直属のエージェントも、漢らしいという肉体描写や言動のわりには行動はどうしようもなく阿呆で愚かであるし、他に出てくる敵役の無能さは、改めてここに書くのを面倒くささゆえに放棄させるほどのどうしようも無さであったのだ(笑) まあ、もし敵に論理的にも倫理的にも尊敬に値する人間が現れたとするならば、多分主人公側は途中でその観念の矛盾と倒錯によって内部崩壊を起こし、お話の途中で内ゲバで皆死にというクソつまらない全学連崩れあたりが書いた自慰小説の程度に堕したであろうから、しかたがなかったのであろうが。--http://www.alles.or.jp/~rakugaki/etc/essey_2001.htm
lowful-chaotic, good-evilの他に、fool-intelligent、という軸を導入したらどうか。foolの定義っていうのは難しいけど、表計算のセルに数値を入力し、電卓で計算して小計セルに数値を入力するような?
http://web.archive.org/web/20060514101054/http://www.alles.or.jp/~rakugaki/etc/essey_2001.htm
漁礁愛好家
つまりこれは別種のタコツボ――引用部にあるような自堕落な欲望に沈潜する構造――を連結してマンションにすることであります。そうした欲望と他者性を対話性で結びつけて止揚するんだ! いや、止揚は危険だからやめとけ。どっちだ。基本的にはこうした欲望の裏側にある対話性への欲望を体感してもらうだけでも十分じゃないでしょうか。
(まあ、結局はハイ=ライズとか漁礁になるだけのような気もしますが)--http://d.hatena.ne.jp/crow_henmi/20060522#1148312080
現代学園異能というか
http://www.so-net.ne.jp/e-novels/hyoron/genkai/017.html
肝心のときになって敵の生死の決定を突然まかせる、というさらに疑問の残る形で主人公の決断を放棄させている(第二巻参照)。正直言って、僕にはこうした展開が、いかなる理由によって要請されているのか(修辞的な意味でなく)まったく理解できない。若い論者による解説を求めたいところだ。
さらに、そうして殺された彼女たちは、「新しい伝奇小説」が要請するバトルと美少女ゲーム的日常の融合という形式のために、再度抹殺される運命にある。
シャナ、レジンキャストで取り入れられているのは、異能により失われた人員は、記憶から無かったことになる、というもの。
こうした諸要素が結果的に作り出すのが、義務と目的なき超人、決断と責任を免除された殺人者、被害者意識によって行動する加害者というご都合主義極まりない存在としての主人公たちではないか? 筆者はどうしても彼らを肯定するロジックを見つけることができないのだ。
記述的、規範的
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E%E5%AD%A6
最近みつけて気に入った言葉がこれ。
どうあるべきかには言及しないものを、記述的表現というらしい。
ライトノベルという言葉も、現代学園異能という言葉も、私は記述的に表現したいし、そう使うつもり。
○○は××でなければならない、そういう規範的な表現は他の分野の人に任せておけばいいかも。