"まだ地震はきていない"

http://ameblo.jp/hiromiyasuhara/entry-10011810803.html
いや、つまり幸福は誰が保証するべきか、という問題なのだ。
「無制限の生の肯定」を唱える人であれば、
『誰が、という問題ではない。保証されるべきで、お金は経済学の問題だ』
と、お金がなければやりくりすればいいじゃない、帳簿の問題だ、パンがなければケーキをたべればいいじゃない、料理学の問題だ、とでもいいそうだけど。


まあ、この際、建築という点であれば、家屋が倒壊して健康を損ねた場合、

  1. 政府の責任
  2. 購入者の責任
  3. 建築者の責任
  4. 地震の責任

どれになるのか?私は、地震の責任じゃないかと思うのだけど、世間一般は政府の責任とするのだろう。だから、政府は建築基準に満たない建造物を閉鎖するのだ。


同様に、違法建築、欠陥建築に対して、保証を

  1. 認可した政府
  2. 購入者
  3. 建設業者
  4. デベロッパ
  5. 検査機関
  6. 融資した銀行

の誰が行うのか、というのは問題で、今回、みな、「自分には保証責任が無いと思ったので金だけ貰って手を抜いた」の連鎖になったわけだ。もしくは、紙切れ一枚で、保証責任から逃れられると考えていた。
 うーん。会社の金でおもしろおかしく遊んで、バレたら倒産、政府の責任だ!という話かな。今後、交通事故を起こしたときに、免許を与えた政府の責任だ!というDQNも増えるかな。