何故オタクはエロ同人誌を買いあさるのか。

http://d.hatena.ne.jp/Hayashida/20060106/1136545058

単に「エロいマンガ」を欲するのであれば、商用誌で十分のはずだ。コストも低い。だが、成年エロマンガ雑誌の数字(売上)は軒並低いレベルにある。単行本に至っては目を覆わんばかりだ。これも、オタクの嗜好が「主観」に基づくと気が付けば自ずと答えが見える。「エロ・性欲」は完全に主観でしか価値を計れない。他人の評価がまったくアテに出来ないジャンルである。そのため、「予め自分の性癖・嗜好にマッチしたキャラクターのエロマンガ」であればハズレを掴むリスクを減らすことが出来る。オタク流にいえば「オキニの〇〇たんの本」を探せば良いのだ。そのためオタクはエロ同人が少々コスト高でも惜しみ無く金を払う。

 これには余り賛同できない。
 「エロ漫画家のオリジナル作品は売れないけれど、エロ漫画家の書くエロ二次作品は売れる」
 現象や、
 「わざわざエロくないTH2やCLANNADを買って、さらに同人誌を買って補完する」
 現象を考えて見る。


 多数の支持を得て、"共通知識"となり、シナリオの援護を得て強まったキャラクター*1の隠蔽された性を、裏面から摂取する快楽、とか言ってみる。

*1:身体性をもたない、年を取らない、傷つかないキャラクター。キャラなのかキャラクターなのか忘れた。