終わりのクロニクル 7

 読了。
 3時間半くらいかかった。

 いろんな意味で凄い作品。
 エチシーンも凄い。
 ページ数も凄い。
 描ききった作者も凄い。

 古典的な作品であれば、主人公のJobは戦士とか勇者なのだが、この作品の主人公は「戯言使い」なのが現代的なのかな。
 世界を救おうとする主人公達のパーティーは、視点が日常から遊離しやすい、日常を俯瞰してしまいがち、なんだけど、強制的に日常を入れている。
 最終的な到達点が、弱さゆえに損壊した母の回復、に見えたのだがどんなもんだろう。
 
 あと、フラグという言葉が物語りに登場。中高生も知っている言葉と解釈されているのね。