GSG、続き

http://d.hatena.ne.jp/K_NATSUBA/20051110#1131632669

 もう免疫が出来ていくら飲んでも一切健康を害さないタフガイが多数派なんじゃないかと思わなくもないっす。

そう思います。

というか、普通に読めばそのふらふらが読みどころ。いや、ていうかこの読みは異常ですか? それがね、なんかすごく聞きたい。

まさにそう思います。

語れば語るほど、語っている自分自身の「ぬるい」部分が露呈してしまうような気はするな。

本当にそう思います。


 んー、三角関係モノが、ヒロインAとヒロインBの間のふらふら感を愉しんだり、妹モノが倫理とエロの間のふらふら感を愉しんだりするように、GSGは萌えと倫理のふらふら感を愉しむことができる作品なのじゃないかな。GSGを認める認めない議論を見ると、沢近派と八雲派の議論を見るようで萌えてきます。どっちか片方のヒロインをかっさらってハッピーエンドな構成なら、こんな議論は起きません。簡単にくっつかない、くっつけないからこそ、ついてはなれてついてはなれる度にヒロインは主人公にラヴラヴ光線を出し、主人公は揺れ動き、読者もヒロインの新たなエピソードに触れて、やっぱり金髪ツインテールもいいかな、ああ、俺は妹派のはずだった、と動揺を愉しむことが出来ます。 
 深読みの是非については略。作者の意図、作品の実質、とは別に、深読みはできちゃうし、「なにも裏が無いという裏」「主張しないという主張」とか、メタ読みしようとおもえばなんだってメタ読みできるし。