ライトノベルの拡散


文化に、技法がとりいれられ、それが拡散していく運動は、イパーイ存在した。


口語体で文章を書くことが革新だったことは、何度もあった。
ケイタイ文体のアレ
新井素子折原みとの頃
二葉亭四迷の頃
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E6%96%87%E4%B8%80%E8%87%B4
女が日記を書くのがアレな時代もあった。
口語の短歌。


打楽器でリズムを取る音楽、エレキギターシンセサイザー、日本語で歌うロック*1
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C3%A4%D4%A4%A4%A4%A8%A4%F3%A4%C9

透視図法の導入と、その解体。"ポップアート"。



 「現在の」ラノベの聖水、じゃなくて盛衰は、物語でキャラクターをモデリングしていくこれまでの方法論に、ラノベ的手法、「プロトキャラクター@テヅカイズデッド」を最初から投入し、それにエピソードを追加していくゲーム的手法が加わっていく、その一過程、とそんな気がする。「現在の」ラノベレーベルが衰退しても、ラノベのような小説は増えていき、そのことを誰も不思議に思わない時代が来る、そんな予感がする。で、また新しいなにかが出現すれば、再びブームになるのだろう。

追記:「現在の」という言葉を追加しちょっと修正。
参考:
http://d.hatena.ne.jp/giolum/20051026

*1:はっぴぃえんどの時代の日本語ロックと、小室avexの日本語ロックと、最近の日本語ラップは同一ではない、と思う。