htt://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003781.html
via RinRin王国
この本は後半では特に、歴史上の国家戦略の判断（キューバ危機、冷戦構造など）や、経営意思決定（シリコンバレー産業における遊び心の重要性は面白かった）におけるゲーム理論の適用を批判する各論が続く。論点がかなりゲーム理論と離れてしまった章も多いが、読み物として楽しめる個別の章とみなすと勉強になる。
理論と現実はかなり遠い。ゲーム理論を万能視して、人間の行動を予想したり政策立案することの危うさに警鐘を鳴らす一冊だった。
―――を万能視することは、常に危うい作業であり、要するに万能視とか過信をしてはいけない話。
htt://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000620.html
ゲームの理論トレーニング
最適とか適当とか合理的という言葉は、アプリオリに使われるけど、根拠がなくコミュニケーションをとるために不適当な場合も多い。生命の価値とか。現象をモデル化し記述する上で、理論化することは大事であり、現象をモデル化し、それを再び現実にフィードバックできるかどうか、この可能性を検証することも大事ではある。
