貧乏人はブランドが好き

htt://www.med-legend.com/mt/archives/2005/08/index.html#000779

ケンペン研究員は、途上国における商品への購買欲求がブランドというものに強く影響されることを確かめるため、ボリビアコチャバンバ市のスラム街で、カルバンクラインのロゴ付き香水と、全く同じものでありつつ、ロゴのない香水のどちらを人は欲しがるかという比較実験を行った。(本音が出やすいように、確率を応用した買い物ゲームにしてあるというのだが、これが正直言ってよくわからなかった。)

ロゴ付き香水は2割高であるが、被験者には中身は全く同じものである事を前もって説明してある。それでもかなりの割合の人が、あえて価格の高い方を選んだとされる。そして、その選択をした人は、①低学歴、②テレビドラマを見る時間が長いという特徴があげられるそうな。

なんか、あえてビンボー人をからかうような結論を出そうと努力したような印象がつきまとうもののの、実際、金のない人間に限って、無意味な差別性に飾られた商品を消費するというのも実感ですからなぁ。ウェブレンが指摘したような、有閑階級の衒示的消費なんてのは、大量消費時代になって貧乏人の特徴になってしまったというわけ。

 ロレ持ってると、みんなロレロレ分かってくれるけど、IWCつけてた先輩は、わかってくれたのあんたが始めて、って言っていた。