枠の話

http://d.hatena.ne.jp/izumino/20050715#p1


 ジャンプ系の多くは新地の枠の上にキャラだけを立たせている(キャラの活躍に合わせて舞台を設計していく)漫画が多く、逆に『ジョジョの奇妙な冒険』系列の作品はアミューズメント型の枠にキャラを置いている漫画だと言えます(予め決められたシステムに従ってキャラが活躍する)。

 マガジンとサンデーはその中間、荒野なのがチャンピオン系ですね。

 枠の話。非常に面白い。このエントリーの下でTRPGへの言及がなされていたことが示唆するように、この"枠"を、ルールと読み替えてみる。ルール(やランキング)に厳格な場合もあるし、そうでない場合もある。枠の有無を、最終目標の有無と解釈したコメントもあったが、シナリオ(キャンペーン)の最終目標と、個々のクエストの目標は違っていても不思議ではない。『ONE PIECE』と、秋田書店系の有名格闘マンガの差についてコメント欄が賑わっていたが、これは、枠という言葉についての修辞学的な論争のようであった。ルールの"枠"、シナリオ(キャンペーン)の"枠"、プレイスタイルの"枠"、いろいろな枠があるし。

参考:マンチキン
http://www004.upp.so-net.ne.jp/babahide/library/munch_j.html