最後の夏に見上げた空は vol.2

 小谷と先生の関係が、少しずつ進展。ただなんというか、遺伝強化兵という設定の、リアリティーが弱い。

 世界設定、ロケ、大道具、小道具、服飾、キャラクター、演出、イベント、ストーリー。遺伝強化兵が必要とされた時代背景が、今ひとつ伝わってこない。まあ、一般的には、上記の要素を一つか二つ満たせば、―――だけあれば十分です。―――なんて飾りです。偉い人にはそれがわからないのです。という見解らしい。なにか一つでも、著しく欠けた部分があれば、全体の水準を下げることになる、というのが自分の見解。編集は、設定部分に手を加えようとは思わなかったのか?十分だと判断したのか?それとも、ヘタに手を加えることで、全体のバランスを壊すと判断したのか?