デザインスパイラル

ジョブズの話でデザインがうんたら、と。デザインには「小さな」デザインと、「大きな」デザインがあって、


「小さな」デザイン<機能<「大きな」デザインみたいな関連性があるんじゃないカナ。あるんじゃないカナ ←栗が美味しい季節なので

「小さな」デザインは、アピアランスとかデコレーションとか。
「大きな」デザインは、グランドデザインとか戦略的デザインとか。敷衍すると社会設計とか。






「小さな」デザインと機能が対立する局面っていうと、

  • 格好良さを重視して、屋根を低く後ろ下がりにして、リアオーバーハングを短くしたら後部座席は狭く荷物も積めなくなった
  • 格好良さを重視して、操作ボタンを同じ大きさにして説明を最小限にしたら混乱者が続出。テプラだらけになった

みたいなところかな。



機能と「大きな」デザインの対立っていえば、これはAppleの独壇場。

  • 機能は低下するが、レガシーデバイスを切りまくる
    • iMacFDD
    • ODDを切り、USB-Aを切り…

mac.com、iTMS、ときて、iPhoneの公式ストアで結実した印象はある。




そうやって、「カッコいい」「美しい」プロダクトをつくり、同じデザインスタイルでブランドを構築することで高いブランドイメージを保持し、そんでプロダクトを使う人に満足感を与え、彼らがプロダクトを買い続けることでチップの設計やら製造工程に莫大な投資を行うことができ、それは良好なプロダクト体験に繋がる… っていうのがプロダクトとデザインとブランドの三位一体って奴だな。

雑記

「勉強できる子」はすでに知識・体験のネットワークが準備されている。

https://twitter.com/ShinShinohara/status/1447359141249388544

「勉強できる子」は一度説明しただけで理解し、覚えてしまう。「勉強の苦手な子」は一度説明しただけでは理解できず、覚えることもできない。なんなら同じ説明を何度もしても理解できない。この現象をもって「頭が悪い」と決めつけてしまう「勉強のできる人」は多い。しかし私は見解が異なる。

観察してると「勉強のできる子」は、その言葉を聞く前にすでに知識のネットワークが準備されている。電流の話を聞く前に、モーターや電球の仕組みだとかに興味を持ち、すでにある体験ネットワーク、知識ネットワークの結節点の一つにその名称をあてはめるだけ。だからすんなり覚えてしまう。


まあ、そんだから理科教師というかその元締めは「実験」「実習」をさせたがるのだが、しかし体験の欠けている生徒と経験に欠ける教師との悪魔合体は事故を頻発

雑記

乗用車のスペアタイヤ

最近では搭載も減ったが、通常乗用車には一つ予備タイヤが装備されている。
一つまでのパンクには交換することで走行の継続を可能にする。
釘を踏んだり、製造に欠陥があったりしてパンクする可能性は低く、同時に二輪がパンクする可能性は天文学的に低いということで一つの搭載となっているのだろう。

しかし

  • タイヤが擦り減っていて全車輪バースト寸前
  • マキビシが巻かれた道路に突入した

場合なんかは二輪パンクの可能性も。

  • タイヤの製造が海門だった


とか。

育てますか、育てませんか

「1本85円の鉛筆を144本と,1冊144円のノートを15冊買います。合計はいくらでしょう」
これを
「暗算で144×100=14400円と計算できる子を育てたいですか,育てたくないですか」

って問いには、
「わざわざ育てる必要はないが、潰すべきではない」
って答えるかな。解答用紙に
「144×100=14400 答え:14400円」と *だけ* 回答してきた奴に「バツ」をつけるなら慎重にするべきって思う。

雑記

事実と真実

なんか近くで「あの書類が必要(真実)」「必要でない(真実)」という口論をしていてイラつく。


世界にとって、人類にとって、その書類が必要(真実)か必要でない(真実)かは問題でなくて、その書類を管轄部署が請求しているかどうかという事実の問題なので…


三菱る

顧客が当該部署以外の案件に興味があるとする。
当職場の別の部署に案内すれば、別の部署は業績が上がって喜ぶ。


しかし。そのためには。


別部署の空き時間を確認し、顧客にその時間に訪問できるか確認し、そして顧客が当日訪問したらその部署に案内しなくてはならん。当然、書類の山だ。するとどうなるか。「あ、それね。そこで売ってるから買ってつけるとはやいよー」



いいだしっぺが全部やる→いいださない


という三菱しぐさではある。

そろそろ消えつつあるHDDの話

https://togetter.com/li/1330059

祇園祇園のシークの声 諸行無常の響きあり。
HDDアレイのLEDの色 盛者必衰の理をあらはす。
おごれるRAID5も久しからず、唯春の夜の夢のごとし*1
たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の雲に同じ*2





なんか書く前に飽きてきた。


HDDには弱いものがある。いや、饅頭とか御茶じゃなくて。

  • 高熱
  • 振動
  • 連続稼働
  • 突然の電源断
  • 高負荷

これらの対策が寿命延長につながるが、「外付けHDD」は冷却とか甘いものが多いのと、使用形態によるんだけど電源断とか接続断とか多めな印象はある。

*1:あれだけコントローラーに奢ったRAID5も、同一ロットのHDDが一気にエラーを起こしてしまった。春の夜は復旧で帰れないやトホホ

*2:あれだけ万全なGAFAクラウドに保管したとおもったら、垢BANで吹き飛んでデータが滅んでしまったよ