ネタバレ満載だが。
「物語の起点」になった「敵」を倒し、物語を終えるのが納得のいきやすい形だろう。
「宇宙戦艦ヤマト」は地球侵略を狙うガミラス帝国のデスラー総統さんを倒して(ほぼ)おしまい。
「機動戦士ガンダム」になると、シャア・アズナブルさんは敵の「ボス」というのにはちょっと違うし、逆にデギン・ザビさんはああなって、ギレン・ザビさんはああなったので微妙に消化不良である。だからこそガンダムは続いていくのだが。「逆襲のシャア」ではシャア・アズナブルさんはジオンの指導者となっているのでラスボスであった。
「ウルトラマン」は、一話完結型であり特定の『悪の組織』は存在しない。なので、ゼットンは強いが「ラスボス」とは違うかな。
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宇宙警備隊員として怪獣を追って地球へやってきた異星人ウルトラマンは、追跡の途中で事故を起こし、ハヤタを死なせてしまう。申し訳なく思ったウルトラマンは、ハヤタの身体に乗り移り、「潜入捜査官」として地球にとどまることにした
ので、その問題を解決して最終回。
仮面ライダーの場合、主人公が悪の組織ショッカーに改造されたところが物語の起点になるのでショッカーを倒し終了であろう。
スターウォーズは、基本的には「銀河皇帝パルパティーンさんと、その手先のベイダー卿によって様々なものを「奪われた」主人公が彼らを打ち倒す」話で、教科書的な面白さであった。パルパティーンさんは、本編中ではあまり出番がないので、ゾーマさんとかシドーさんみたいな位置か。ちな、7,8,9の最後、「そもそも人間の善善善性…だとRADWIMPSになっちゃう、善性たる「フォース」に依存したジェダイシステムは、抑圧されたダークサイド*1が必然的にシスを生む。私、・・全てのジェダイとシスを生まれる前に消し去りたい。全ての宇宙・・過去と未来の全てのジェダイとシスをこの手で・・」みたいなオチになるのかと思ったが違ったようだ。
うしとらは、獣の槍(ととら)との出会いから物語がスタートするので、白面の者との戦いで終幕。よいラスボスでした。
*1:そろそろこの言葉もヤバイ?