ラノベの彼は誰((かたわれ))、エロゲの誰彼((100円))

http://kazenotori.hatenablog.com/entry/2019/04/14/113600


エロゲの売上TOP10を見るとだいたいわかると思うのだが
rev.hatenablog.com *1

そんな感じ。


前も書いたが、2000年中頃だったかな。地方の家電量販チェーン店でエロゲ棚撤去セールをやっていた。令和の時代には信じられないかもしれないが、平成前期にはフツーの家電量販店の一区画にエロゲが並んでいたのだ。ちょうどその頃、パイセンがWinMXでエロ動画が落とし放題!って自慢しているのも耳にしていた。そして撤去予定の棚に並ぶ名も知れぬエロゲ群を見て悟った。「これまで、細い回線に遅いCPU、そして高価なHDDという環境ではFDD、CD-ROMで配布する電脳紙芝居がエロメディアとして多くの人に有用だったが、その役割は終わったのだな」





ラノベは、図をみればだいたいわかると思うのだが
http://f.hatena.ne.jp/REV/20130711144647
そんな感じ。


スレイヤーズから始まる、富士見ファンタジアを中心とした90年代ファンタジーライトノベルブームがあった。オーフェン、FQ、風の大陸あたりも含まれるかな。ロードスが端緒といえるか。それが一旦沈静化したのち、2000年代から電撃文庫を中心としたラノベブームが始まる。ブギポをきっかけとし、キノ、ほんでシャナ、と続く(ドッコイダーとか、イリヤの空とか、コバルトのマリみての話はしない)。2000年代前半にヒットした作品、ブギポ、キノ、シャナ、ハルヒ、禁書とエロゲ絵師の活躍が目立つ。時期的に、「才能が流出したからエロゲが衰退した」っていうより、「エロゲが衰退したからラノベに移行した」感はある。





「オタクの流行」は、表をみればだいたいわかると思うのだが
https://www27.atwiki.jp/trend/pages/12.html
アニメ・漫画を中心としているが、ゲーム由来も時折出現している。ただ、その形式は時代とともに変化し、対戦格闘ゲームだったり、ギャルゲ、エロゲだったり、JRPGMMORPGだったり、そして最近はブラウザゲースマホゲーになったりしている。ざっくりいえば、テクノロジーとか環境とか、そういうものの変化って奴なんだろう。

*1:以前はこちらにリンクしていたが、はてグ消滅につき変更http://grev.g.hatena.ne.jp/keyword/HGameSales