自民党の石破幹事長は仙台市で講演し、大規模な災害などに適切に対応するためには、政府が国民の権利を一時的に制限する必要があるとして、憲法を改正し根拠となる条文を盛り込むべきだという考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130310/k10013095331000.html
東日本大震災、阪神淡路大震災の際に、渋滞などによる物流や交通の破綻がみられたという。なんらかの対策が必要である、という話をみたことがある。
ただ、それは、国民の私権を憲法改正してまで制限する必要を指摘した意見は見たことはなく、物流の破綻に関しては、権利主張ではなく、ロジスティクス管理の不備を因とする意見なら見た。
ともあれ、交通整理のような憲法の範囲内で実施可能な「私権の制限」は必要だが、憲法改正に踏み込む必要性については謎かな。
