ボッタクリ価格、適正価格

http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.goo.ne.jp/kurokuragawa/e/e704a11379e716c02a874efe9a671236
単純に言うと、生産価格と効用価格、そしてその均衡点として市場価格がある。
「他の領域で市場原理がそこそこ働いている限り」
原材料+労賃、という生産価格はそこそこ通用しそうだ。
ツアーの旅費であれば、「交通費+宿泊費+ガイド費+インフラ建設の頭割」とかね。
これが、「効用価格」は難しい。腹が減っていれば、「100万円出しても喰いたい」となるが、食べ終われば「ふぅ」だ。


なんか、飽きたのでちょっと方向転換。


ひとつは、経費の外部性。どこか別の場所で取り返せる(と、一時期でも信じた)なら、商品の無償供給が行われる。いったん、誰かがそれをやると、「○○はタダだった。だから、あとは皆ボッタクリ」となる。


もう一つは、宣伝によって欲求を「過度に*1」高め、商品を手にすることでフラストレーションを解消するというビジネスモデル。事前の宣伝などに経費を投入する分、受け取る商品に掛けられるコストは低目にならざるを得ない。(総経費+適正利潤)/販売数=希望小売価格、みたいなモデルでは適正なんだけど、アレといえばアレ。