18禁について

 世の中には、見る権利と、見たくない権利がある。
 酒を飲む権利(世界で普遍なものではない)や、煙草をすう権利(普遍性弱め)が設定されているが、だからといって飲ませる権利や吸わせる権利があるとは限らない。
 そんなわけで、駅前の巨大街頭ディスプレイで、エログロはやめてほしいと思う。
 そうすると、「女性の肌が見えるとエロなのか」と、中近東の原理主義者のような反論が考えられるが、それは社会の合意による、としか言えないな。
 で、低年齢層は十分な判断力が無いという設定なので、何を見て何を見ないか、は親が監督することになっている。


 そういう意味で、こどもが「ポルノをみること」それ自体には反対はしないけど、それは親の監督下に行われるべきであり、そういうわけで販売のゾーニングには同意せざるをえない。


 で、インターネットの「18歳未満使用禁止」という、語感が悪い規制には反対ではある。ただ、18歳未満は人権が少ないため、親の監督下に自由は与えられるべきである、という意見には理解を示さないでもない。


 ただ、「子供の一人歩きで事故は起こる。家のドア、交差点、信号機にRFIDリーダーを置き、保護者の同意なくして歩行を禁ずる」方が先かなぁ。