ブログのブランドマーケティング←嘘

似たような話題を取り上げていてさえも。
似たような文体で書いていてさえも。

ごく少数の例外を除けば、個々人それぞれが「ソロ」でブログを書いていて。
だからその注目度の差の源泉は「『個性の実力』の差」なんだろうと考えるわけですが、ならばとその「力」を分析しようと思ってもどうにも"測れない"。

はっきり何だとは説明できないけれど、確かに存在する「ちがい」。
話題を真似ても文体を真似ても、絶対に同じポジションには立てない、それぞれの「ちがい」。

http://concorde.air-nifty.com/first/2007/05/ability.html

 ブランドのカバンを考えてみよう。
 「あんな、ナイロンのバッグが何万円もするなんてボッている」と言う人がいるらしい。
 じゃあ、ナイロンのバッグを作ってその半額で売れば大もうけじゃん。
 LとかVとか、そんなモノグラムがついているかどうかで、値段も売れ行きも変わってくる。
 バッグどころか、胸にワンポイントついたTシャツ、ポロシャツなんて、製造元は同じでも、ワンポイントの柄によって値段も売れ行きも変わってくる。


 そんなわけで、ブランドビジネスの成果はブランド力で測定され、ベンツの鋼鈑のモリブデン含有量とか、ロレックスのムーブメントの種類とか、バチュークロスの製造法とか知らなくても(俺も知らない)、ブランド力は知っている。宣伝に力を入れるブランド、あまり宣伝をしないブランド、いろいろあって、まあそんな話なんじゃないかと思っている。