資格原理主義者

http://white.niu.ne.jp/Freetalk/0605b.html#241330a

語る為の資格

REVさんとこの同名エントリより。

超基本的には読んだ/聞いた/観た/遊んだ作品に対してはその時点で語る資格がある、とか思うわけですが。

他作品と比較するならその他作品も読んでいる必用があるし、なにより「語った以上その言葉は自分の責任」ってことだけ忘れなければ後はぶっちゃけどーでもいいのでは? ジャンル全体に及ぶような発言をするときはある程度の数を読んでる必要があるとは思うし、100冊とか1000冊とかのように大きなオーダーを摂取すれば見えるものが変わるのも確かだけれど。しかしそれを資格然と押し付けるのは年寄りの傲慢でしょー。

いや、全く同意です。私は、エンターテインメントの分野では、基本的に、他人の発言に対して、資格が無い、と排除するような発言はしない方針なのですが、資格原理主義者のように受け取られたなら、それは文章が至らないか、ネタが滑ったためです。すいません(←対象者は不明)。

とはいえ「見落し/視点の欠如の指摘」と「年寄りの傲慢」がいかほど違うかというのは非常にびみょー。

 知識の不十分(と思える)な人間に対しては、あんたには語る資格が無い、と排除するのではなく、発言の参考になるような資料を提示するのが先人の意義ではないかと思っています。ググレカス半年ROMれ、というのではなく、参考資料となるデータを整備しておけば、お互いの利益になるのではないかと。


もっとも、作品に言及する上で、ジャンルの規範、他の作品との比較(それも罵倒)、マーケティング、に頼ってしまうのは、中級者が陥りがちな陥穽(RR?)に思えたりもします。