100%仮説

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://ttchopper.blog.ocn.ne.jp/leviathan/2006/05/999_a267.html
http://home.netyou.jp/vv/newnewp/evidence_stage.htm

エビデンスのレベル       

ガイドラインで引用するエビデンスはできるだけ正確に、5段階に分ける。

・レベル1 エビデンス 無作為対照試験(もしくは、そういった試験のメタ解析)で偽陽性偽陰性である可能性の低さを保証するだけの規模のものに、基づいている。

・レベル2 エビデンス 無作為対照試験 レベル1のエビデンスを保証するには規模の小さいもの。統計的に有意でない陽性のトレンドであるか、トレンドなしであるかもしれない。偽陰性の危険の高い結果に関連するものも。

・レベル3 エビデンス 無作為でないが、対照試験、コホート研究、症例シリーズ、症例対照研究、横断研究、に基づくもの。

・レベル4 エビデンス 公開されたコンセンサス、会議、ガイドラインに示された敬意を払うべき権威、もしくは専門家委員会の意見に基づくもの。

・レベル5 エビデンス ガイドラインを書いたり、改訂した人達の意見に基づくもの。彼らの経験、関連文書、仲間との論議によるもの。 

 仮説だとか、真実だとか、風説だとか、デカルトだとか無制限の生の肯定とか、あまり本職は気にしないと思う。
 治って、副作用の少ない薬がいい薬だし、皆に見えて、皆で確認できるのがいい理論。根源が分からなくても、飛ぶ飛行機がいい飛行機だし、実際の飛行機の挙動に近い理論がいい理論。
 ここで、信者には見えて、信者でないと見えない現象をどう捉えるか、というと、統計屋さんの出番じゃないかな。
 もちろん、こういう、統計学、メタ学問自体を批判し、客観を否定する人もいるだろうけど。