耐震強度偽造問題――保険と保証に溢れる現代日本""

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建設業界は建築士主体の業界に構造改革し、建築士の自浄作用を最大に発揮する事を期待したい。プロにはプロのプライドがある筈であり、専門職業務は認定・監査・教育等も含め専門職しか出来ない。

 適正レベルの保険料は当然の社会コストであるが、現在の日本におけるモノ作りは消費者に対して「保険」と「保証」と称する過大なコストを要求していないだろうか?

 工場の海外移転で、日本のモノ作りレベルが衰退しているように私は時々、感じる。日本の建築も含めた製造業は信頼されるモノ作りを忘れて、低コストを追求しているように感じる。

 安易に保険と保証を謳う以前に、製品の品質を向上させ、真のブランドイメージを再確立する事を、社会全体でみると、真の「低コスト」となるのではないか。