サマーズ

 みな、エントリーやコメントで鋭いことを書いているので、「俺もいっちょ」という意欲があんまりおきない。正面からみると凄いけど、ちょっと角度を変えてみるとシオシオな、ハリボテ作品とは「思わない」。自分はね。
 

日経を眺めた。

 ポルシェとVW経営統合。子会社のVWが、親会社のポルシェを吸収統合みたいな。どっちが偉いのか良くわからない。
 シェアが、トヨタ>GM>VW>フォード>現代>PSA …みたいな感じだったかな。
 VWが、4つのぷらっとふぉ〜むで、400万台だったかな、沢山つくっている話があったけど、そのへんで言えば、他のメーカーもぷらっとふぉ〜むの共通化は進んでいたような気も。VWは、エンジンのモジュール化を進めていて、そのへん他のメーカとは違うというか。
 BMWとPSAは、いろいろ統合を進めているような雰囲気で、エンジンの相互供給とかやっていた。合従連衡、みたいなアレかな。

日経を眺めた2

 芦田淳(だっけ?)の話。
 1960年ごろは、洋服は、洋装店で誂えてもらうのが普通で、高島屋なんかで、プレタポルテ売ろうと頑張っていたらしい。服はツルシが当たり前だけど、昔はそうでなかったという。

システム化について

軍隊の持つ、あの高度な「システム化」こそが、マニュアル化の「簡便性」と「効率の良さ」を証明するものだ。(その代償として「個別要素の使い捨て」が基本になるのだが・・・)

http://semiprivate.cool.ne.jp/blog/archives/000984.html

 こう、修行を経た、剣豪100人を、よく統率された軍人100人が楯を隙間なく構え槍を並べて倒れても隊列を整え、集団で打ち倒すのが軍隊というか。
 もっというと、塹壕を掘り、小銃を並べて、突進する剣豪を打ち倒す。まあ、いろいろ修行すると、剣豪はカタナ二本で剣豪ビームとか剣豪バリアが使えるので、機関銃にも無敵になるのだが。マニュアル化、システム化の代償は、「個別要素の使い捨て」かもしれないが、それを持たない剣豪は、鉄条網と塹壕と機関銃と小銃に、二刀流で立ち向かうような目に会うっぽい*1。ここで重要なのは、兵隊が個別に判断して、「じゃ、逃げようか」とやると、逃げた兵隊達が担当していた戦線から敵が侵入し、小銃兵は塹壕を歩いてきた剣豪に切り殺され、重機関銃兵も、砲兵も、個別に撃破される。なので、進めと言ったら進み、停まれと言ったら停まる。死ねと言ったら死ぬ。そういう兵隊が要求され、それが部隊全体のためになる、とされる。だから、敵前逃亡は死刑とされる。

多くの国の軍隊では、上官が戦闘中に敵前逃亡した部下をその場で射殺する行為を、部隊の規律と秩序を維持するために認めている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B5%E5%89%8D%E9%80%83%E4%BA%A1

日本軍の事例

第二次大戦末期の日本軍ではビルマ戦線での木村兵太郎大将の逃亡劇(芸者連れで逃亡中に大将に昇進)を筆頭に、フィリピン戦線での富永恭次中将による指揮下部隊を置き去りにしての敵前逃亡(ウィスキーと芸者連れで逃亡の後温泉療養)や、インパール作戦での牟田口廉也中将による作戦指揮を放棄しての戦域離脱(誰がどう見ても敵前逃亡だったが本人は死ぬまで「後方確保の為の行動」として逃亡の事実を認めなかった)など高級将校による敵前逃亡が比較的多く発生したが一般兵士への処分の過酷さに比して緩い処分(不問、若しくは左遷等で軍法会議になった事案は殆ど無い)であった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B5%E5%89%8D%E9%80%83%E4%BA%A1

他にも太平洋戦争においては数々の島嶼戦が行われたが、その中で民間人等が敵占領地側から離脱してきたものをスパイとみなしたり、敵前逃亡者としてその場で日本軍兵士が処刑するなどの残虐行為が行われたとの証言もある[1]。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B5%E5%89%8D%E9%80%83%E4%BA%A1


アメリカの事例

第一次世界大戦から2007年現在まででアメリカ軍で敵前逃亡による罪で銃殺刑になったのはエドワード・スロヴィク一人しか居ない。 アメリカ軍では懲役刑や配置換えなどで対処される場合が大半であり、実際に銃殺刑の判決を受けても減刑されている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B5%E5%89%8D%E9%80%83%E4%BA%A1


ソビエト軍の事例

第二次世界大戦中には「木に吊るす」という慣用句が出来たほどに頻繁に現地での絞首刑が行われた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B5%E5%89%8D%E9%80%83%E4%BA%A1

スターリングラードの戦いでは、この命令により1万4千人余りの兵士が自軍に銃殺された。実に一個師団分の兵士が丸々味方によって殺されたことを意味する。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B5%E5%89%8D%E9%80%83%E4%BA%A1


いや、秩序って大事だねw

*1:100円寿司に立ち向かう中級店みたいなものかな http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51497923.html

単語力

「読解力」のある人には「読解力」のない人がいったいどう世界を見ているのか想像が付かない。書いてあることが読めない、読んでも理解できない、ということが理解できない。おそらく外国語を読むときに私たちが苦労しているのと似ている苦労を「読解力」のない人はしているのだろうな、とは思うのだが、じゃあどうすれば読めるようになるのかというと、基本的には単語力を増やすのが先決となる。

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20090815#1250272118

 英文で、分からない「単語」が増えていくと、ストーン、と分からなくなり、読む意思がズドンと下がる。
 日本語でも、7割分かっている事象を読み、8割くらい分かるようになる、というのが面白いので、6割とか4割しか分かっていないと、何が主題になっている文かすら分からなかったりする。

「受験国語」においては、設問の背景に「道徳」観念があり、出題はその「道徳」律に沿っているかどうかが暗黙に問われている。と石原千秋が指摘していて、これはたいへん指導に使える考え方

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20090815#1250272118

よく、天声人語を読めとか、書き写せ、と言われたのは、そういうことだったのか。
実家では、朝日新聞とか赤旗新聞とか購読していた時代もあったので、割と道徳律に沿った回答ができた。

だいたい、問題文を読まなくても、回答が想像できるもんな。
「問8:筆者の主張はどのようなものですか」
「答え:以上により、政権交代が必要である」
みたいな?

高速無料化関連

http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10321045731.html
道路は、流入台数を増やせば増やすほど、時間当たりの通過台数が増えるわけではなくて、一定以上増えると、低速運転から、Go&Stop状態になり、エネルギー効率も、処理台数も低下する、と信じている。また、渋滞が発生し、たとえば流出車両や流入車両の列が本線に伸び、さらに処理台数を減らしたりと、ロクなことは無い。
で、民主党やその支持者は、国営化が大事なんだというが、それはそれとして、課金による台数制御は大事だとおもうんだけど。

 高速道路の無料化は流通コストの引き下げや料金所撤廃に伴う渋滞緩和が狙い。交通量の多い首都高と阪高を無料化すれば、かえって渋滞がひどくなると判断した。

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090815AT3S1301913082009.html

 料金所渋滞って、そんなに多いかな。料金所渋滞って、首都高との接続部に多かったような…